ちょびろぐ出張版

技術的なアレコレを書くためにたちあげた

デブサミ2015 初参加の感想とまとめ

なにげに前回の記事が1年前っていうくらいサボってました、サーセン
もうはてな記法とか色々忘れちゃったんでただのテキスト文で書きますw

早速ですが今日はエンジニアの祭典、デブサミ2015に参加してきました!

Developers Summit 2015
http://event.shoeisha.jp/devsumi/20150219
公式ハッシュタグ: #devsumi

今回のテーマは「Growth」
成長です。

普段、なんとなくお世話になっているサービスや企業の方が登壇してくれるというありがたいイベント。
しかも無料w
IT(Webに限らずハードウエア含む)の現在と未来についての講演を聞いてきました。

僕が参加したのは下記です。
(公式からコピペしますので敬称略します)



■セッションA
「身近になりつつある人工知能。エンジニアとして知っておくべき勘所とは?」
渡辺 日出雄〔日本アイ・ビー・エム〕/森崎 修司〔名古屋大学

人工知能の技術界隈では有名なWatsonというシステムについてのお話でした。
僕も実際Watsonってなんだろう、何をしてるんだろう?っていう疑問だらけだったのですが
どういう仕組みでやっているのかなんとなくわかった感じでした。

というのも、申し訳ないのですがかなり内部、もっと言うと数式だとかアルゴリズムの話がメインだったので、僕のような触りも入ってない人間では理解できる内容ではなかったです。
後、お二人の連携がうまくいってなかったのか終始何が伝えたかったのかわかりにくかったです。

多分、会場にいたエンジニアであの話を全部理解出来た人ってほんの一握りだと思うんですよ(勝手な想像ですが)
きっとみんなこういう感じを求めていたんだと思う。

・Watsonを使うと何が出来るのか
・Watsonをどう使うのか
・Watsonと既存のサービス・システムとの連携

一応サンプルでAPIに対してGETパラメーターを投げて形態素解析をして返してくれる的なことをやってくれたのですが、それだけだと正直何に使っていいのかわからなかったです。
技術的にはとても素晴らしい内容なのですが論文発表的なそんなイメージでした。


■セッションB
「DMMのビッグデータ分析のご紹介 ~Sparkによるリアルタイムレコメンド~」
田中 裕一〔DMM.comラボ〕/加嵜 長門DMM.comラボ〕

今では知らない人はいないだろうっていうくらい大企業になったDMMさんの発表。
最先端で活躍している若手のお二人でした。
DMMというと僕の中ではエロ系(AV)のイメージが未だに抜けないのですが、エロアニメ取り扱いはじめてから、気づいたら普通のアニメやゲーム、そして証券まで幅広い存在となっています。

そんな大規模なサービス展開をしているDMMさんのビッグデータ解析からのレコメンドシステムといえば気になりまくりです。

内容は案外身近に実装出来そうな(といっても大変でしょうけど)技術分野で、どこかでサンプル使って試してみたいなと思いました。

登壇中に出てきた内容としては
・Spark(Streaming)コアシステム
・MLlib(機械学習
・GraphX(グラフ処理)
Apache Solar
・Node.js
scala(python)

といった外部サービスと自社のDB、APIを駆使したリアルタイムレコメンドシステムの構築について詳しく紹介してくれました。

今回のサンプルとしてはTwitterからストリームデータを抽出して、形態素解析にかけ、その単語とその出現率?頒布率?を計算して、自社DBから該当の作品をユーザーに提供するという内容。
実際のコードも交えながら、主にアニメ作品をメインに話してくれたので楽しく聞けました。

実は、僕もAMNでリワードというTwitterFacebookからAPI経由で単語を解析し、それに基づいたレベルや何かを表示させるようなシステムを担当していたのですが(基板は既に退社した別のエンジニアさんが作成)、単語などから商品マッチングをしておすすめを出すような仕組みを考えていました。
途中まで作っていたのですが膨大なデータから算出するロジックがわからず断念してしまったので、自分が目指していた方向性は間違っていなかったなと確認できただけでも成果ありました。
このお二人のように技術力やもっと外部サービスについての知見があればなぁと悔やまれるところです。
とりあえずデータ解析は難しい知識がなくても、外部に頼るのもありってことがよくわかりました。
もちろん知ってるに越したことはないけどね。


続いて


■セッションC
エンタープライズ要件に対応する高品質なCordovaアプリ開発のポイント」
田中 正裕〔アシアル〕

まさにいま、僕があにみたの再アプリ化に活用しているサービスのお話でした。
知らない人のために言うとCordovaっていうのは、iOSAndroid、windowsPhoneなど、様々なクロスプラットフォーム向けのアプリ構築フレームワークの1つです。
最近やっと仕様が固まってきて話題になっている、HTML5と合わせて使うものかな。

で、アシアルさんはMonacaっていう統合クラウド開発環境を用意してくれていてこれがまた素晴らしいんですよ。
僕は結構ツイッターでMonacaについてdisったりもしてますが、(不具合多い時期もあった)無料出使えて、しかもiPhoneAndroidもHTMLとCSSjavascript(angularJS、JQueryの知識は欲しい)だけでアプリが作れます。
しかもデバッガーも無料でダウンロード出来て実機でテストできるっていう。

既に使っていたので話自体は目新しいことはなかったのですが、思っていたよりハイブリッドアプリって人気高いんだなって言うのと、今後はネイティブのほうがいいのかなーなんて思っていたけど、以外にも色々使えそうな感じだったのでこの知識は無駄にはならずに済みそうで一安心でした。

もちろんソシャゲや3Dでぐりぐり動かすようなアプリだとやはりネイティブコードで書いたほうが間違いなくいいのですが、APIを叩き、データを取得し画面に表示するだけとか、ニュースフィード的なものなら圧倒的にMonacaの出番です。

これについてはかなり知見が溜まってきたので、別記事としてエントリー書きます。
とにかくアシアルさん頑張っているので今度会社訪問とか色々して話を聞いてみたい。


■セッションD
実はデブサミ申し込んだ時点ではまだ未定が結構あって、しょうがないのでswiftのセッションにしたんだけど
後からAngularJSについてのセッションが出てきたのでやっちまったなーってことで、当日は途中で抜けて立ち見でこっちへ。

「AngularJSの今とこれから - フロントエンドエンジニア座談会(仮)」
【司会】川田 寛〔NTTコムウェア〕/金井健一/今 雄一〔ピースオブケイク〕/林 優一〔LIG〕

座談会なのでかなり緩い感じだったのですが、途中参加だったのが悔やまれる。
一応今のバージョンはもう2.0からは仕様がごそっと変わる関係でオワコンになるってことで。
正直涙目です\(^o^)/
先ほど書いた、Monacaで作成したアプリがJQueryだとまともに動かなかったので、AngularJSを必死に覚えて2週間で基本とある程度の機能をマスターしたのに…とほほ。
でも、話自体は面白くて使い方にもよるんですがさすがGoogleが開発してるだけはあるっていう感じでした。
ここはあまりスライドもなかったのでこんなもんで。


で、何故か申し込んだつもりで申し込めてなかったのでギリギリ滑り込んだこちら。

■セッションD
「モバイル・IoT・VR、今後のデバイスに向けた開発手法について ~スマホの次を見据えて~」
佐々木 浩一〔ニフティ

我らがインターネット会社、ニフティさんの登壇。
まず、佐々木さんの話はとてもわかりやすく今回のイベントで僕が感じた中では一番良かった。
今、巷で話題のモノのインターネット「IoT」
IoTってのはInternet of Thinkingの略で、全てのモノがネットにつながる時代がくるってことです。

事例として
「おへやプラス 離れた家族を優しく見守るサービス|ニフティ
http://smartserve.nifty.com/home/plus/

ってのがあって、自宅に設置した温度などの環境察知センサーへスマホなどからアクセスして家の状態を知ることが出来るサービスです。
こういったハードウエア+ネット+ガジェット+アプリのような連携をIoTというかんじですね。
他にもVRの話やモバイルでの開発の話など事例を交えながら面白い話が聞けました。
出来ればもっと色々紹介していただきたかったのですが、出来ればスライドシェアあげてもらえないかなぁ・・・

ちなみに最後の紹介してくれた「ヘボコン」という「ロボコン」とは真逆の大会の話が面白かったw

技術力の低い人 限定ロボコン(通称:ヘボコン) 紹介動画
【第18回文化庁メディア芸術祭 エンタテインメント部門 審査委員会推薦作品】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=YCx_scvzxNY

技術力が低い人たちが競い合う大会らしいです。
失格の条件として遠隔操作出来たり、細かい制御が出来るとアウトらしいw
こういったハードの制作も最近は話題ですね。


■セッションE
JavaScriptフレームワークの歩き方」
斉藤 祐也〔リッチメディア〕

これは本当にWeb技術の純粋なセッション。
特にjavascriptってフレームワーク乱立しては消え、毎年新しいフレームワークが出てきて困っていたので
何がどう違うのかっていうのを、メリット、デメリットをきちんと把握しながら紹介してくれました。

Angular.js
Backbone.js
node.js
Embed.js(スペルあってるかな)
React.js
Flux

他にも色々紹介してくれましたが、それぞれに一長一短あり、フレームワーク選出も技術者の裁量が求められる。
個人的にはbackbone.jsはきちんと触ってみようと思った。
後、斉藤さんがundescore.jsとBackbone.jsについてはコード量少ないから読むといいよって言ってたので今度コアソース読もうと思う。

最後に、フレームワークの選定はアプリ開発を楽にするためのもので、フレームワーク特有のバグ対策や学習コストをどれだけ取れるかによって変わってくるってのはそのとおりだと思った。
また、javascriptだけでなく、htmlやCSSについての知識もしっかりと持とうというのが締めくくり。


■セッションF
Android 5.0 と Android Wear で広がる最新アプリ開発技法
松内 良介〔グーグル〕

実は僕はAndroidは持っていないのですが、なんとアプリ開発したりテストしてますw
友人や社内の同僚に借りてテストしてるのですがAndroidは本当に端末ごとの差がすごくて困ってました。
なので今後についても知っておきたかったし、AndroidWearに興味あったので聞きました。

まず、マテリアルデザインについてGoogleの見解と何故そうしたのかっていう話から。
元々Googleもデザイン(UI)については悩んでいて、2010年ごろのGmailやアプリのスクリーンショットがありましたが、明らかに両者の差が酷い。
で、これらの差を出来るだけなくして、見た目だけでなくUXもちゃんとしようっていうコンセプトが立ち上がり、2014年に公開されたのが、マテリアルデザイン。
しかもこれはデザインだけの話ではなく、UI/UX、さらにはシステムの話でもあります。
大きくわけて4つにわたっていて写真撮り忘れてしまったのですが重要な話だったので思い出したら追記します。
というかスライドシェアで(ry
要は、PCサービス側もアプリもモバイルWeb側も全部が同じUI/UXでレスポンシブにしようってことです。

後、ユーザー評価と収益化のグラフの話。
Androidアプリは出来るだけ標準に近いUIで提供するべきっていう話でした。
ユーザーが☆2評価と☆3評価では9倍の収益差、☆3と☆4では4倍の収益差が生まれているらしく
Googleプレイでの課金額の話でしたが、それくらいUIは重要ということらしいです。
ゲーム性ももちろんですが、ユーザーにとって使いやすくストレスがたまりにくいのはデフォルトのUIです。
独自のオレオレUIは出来るだけやめたほうがいい、やるなら本当に設計をしっかりしようってことでした。
言われてみれば、使い慣れたUIでないと戻るボタンがないとか、タブメニューがないとか色々不便さを感じると
それだけでアプリ使うのやめてしまうようなーっていう。

次は、ハードやガジェットの話。
Android 5.0、Android Wear を用いた製品が日本でも提供開始され始めてだんだんそちらがメインとなって開発を進めていくかんじらしいです。
Android TVについても触れられて、内部的にはAndroid5.0らしい。

で、これからのAndroidはユーザーの現在のステータスに応じてノーティフィケーションを分けてだそうっていうアイデア
例えば天気なら、夜10時に当日の12時までの天気を出されてもユーザーは嬉しくないだろう、だから翌日の天気をだそうっていう内容。
後は夜遅い時間に通知をするとうざいだろうから、ユーザーが起きた時間やリラックスしている時間などをIoTによって検知し最適なタイミングで通知するとか。

で、開発してないからよくわからなかったけど新しいAndroid向けに用意されたSDKAPIについて色々。
ちょっとAndroidWearがほしくなった!
色々遊んでみたいかもしれない。


といったところで僕の参加したセッションのまとめでした。
当日の内容はスライドシェアに上がると信じています、いやお願いします(切実)
ノートPC持って行って必死にメモ取れば良かったかなぁとかちょっと思ったw


■まとめ
デブサミ2015は前回までの内容(ネット上で調べた限りでは)と結構違っていて、ほとんどの会社や登壇者の方がIoTについて言及していました。
もちろん今が盛況期と呼ばれていて、これから減退期になるらしいのであまり過度な期待は危険ですが、少なくともみんなが身近に触っているデバイスが様々な情報を発信しより便利な生活になっていくのは間違いないと思う。
デスクトップPCメインだったのが、ノートPCメインとなり、スマホタブレットメインとなった今、次のGrowthはこういったモノxヒトx技術が繋がっていくんだなぁと。

・会場のエンジニア率(違う職種もいるだろうけど)に驚いたし嬉しかった!
・↑の関係でエンジニア不足って嘘だろって思った、多分企業側が贅沢言い過ぎ(フルスタックエンジニアとかCTO候補とか)
・日本はモノ創りのフィールドから衰退したとか言ってたけど、そんなことはないしまた戻っていくと感じた
・自分一人では達成出来ないことでも、多くの企業、サービス、人たちと協力すればなんでも出来そう
・会社におじゃまして話を聞いたり、ジョインさせてもらいたいところがあった
・自分が目指していた方向性、やりたいことが明確になってきた

こんな感じですかね、ちょっとだけ綺麗にまとめたw
来年も参加出来るなら行きたいと思います!

#一応、明日もあるので余力あったら書きますw